環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)平成28年度 理事会・総会
■開催日:平成28年7月7日(木曜日)14時〜19時
■場所:名古屋東急ホテル 3階
理事会
平成28年7月7日(水)14時より名古屋東急ホテル(名古屋市中区)3階「錦の間」にて、「環境パートナーシップ・CLUB」第34回理事会が開催されました。水野明久EPOC会長(中部電力(株)代表取締役会長)の挨拶の後、橋本当矢幹事長(中部電力(株)環境・立地部長)から議案書に沿って、
(1)平成27年度 活動報告および収支決算書承認の件
(2)平成28年度 活動計画および収支予算審議決定の件
(3)理事改選(交替・辞任)の件
(4)監事改選(交替)の件
(5)顧問改選(交替)の件
(6)平成28年・29年度役員選任の件
の6議案の説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席者に諮られた結果、何れも原案通り承認されました。
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総会
理事会後、216会員(委任状含)の出席の下、平成28年度総会が同ホテル3階「バロックの間」において開催されました。冒頭、水野明久会長より挨拶があり、引き続いて橋本当矢幹事長から議案書に沿って、
(1)平成27年度 活動報告および収支決算書承認の件
(2)平成28年度 活動計画および収支予算審議決定の件
(3)理事改選(交替・辞任)の件
(4)監事改選(交替)の件
(5)顧問改選(交替)の件
(6)平成28年・29年度役員選任の件
の6議案について説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席会員に諮られ、何れも原案の通り承認されました。
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基調講演会
平成28年度総会開催に伴い、EPOC会員限定の基調講演会が開催されました。
今回の講師は、東京大学公共政策大学院教授 有馬 純 様をお招きし、「COP21の結果と我が国のエネルギー・温暖化政策の課題」というテーマでご講演を頂きました。
総勢320名にご出席頂きました。
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水野明久会長 挨拶
本日はご多用のところ、平成28年度EPOC総会にお集まり頂き、誠にありがとうございます。この度、前会長の安井様から会長を引き継ぎました中部電力の水野でございます。微力ではございますが、EPOCの発展のために努力してまいりますので、宜しくお願い致します。
さて、昨年12月、パリで開催された気候変動枠組条約第21回締約国、COP21において、途上国を含むすべての国が温室効果ガスの削減に取り組むことを定めた「パリ協定」が採択されました。「パリ協定」では、産業革命以前に比べて気温上昇を2度未満とし、さらに1.5度以内に向けて努力を進めることを目標に掲げています。「パリ協定」が目指すゴールへの道のりは大変に厳しいものですが、私ども産業界としましても持てる技術に一層磨きをかけると共に、新たな低炭素技術の開発を進めるなど、着実に地球温暖化対策に取り組んでいく必要があります。
本日の基調講演には、東京大学公共政策大学院の有馬純教授をお招きし、「COP21の結果と我が国のエネルギー・温暖化政策の課題」をテーマに講演を頂きます。有馬先生は、長年にわたって気候変動問題に関する国際交渉に携わってこられたことから、各国の思惑や交渉の裏側、わが国の抱える課題や将来展望など、貴重なお話をお伺いできるものと思います。是非とも今後の活動に活かして頂ければと存じます。
昨年度のEPOC活動を振り返りますと、安井前会長のもと7つの分科会を中心に、先進技術や政策動向に関する視察やセミナー、次世代層への教育支援など多岐にわたる活動を進めてまいりました。特に、昨年10月にはEPOCとして11年ぶりとなる海外視察を実施し、COP21の開催を間近に控えた欧州の環境先進技術を調査してきました。
また、来るべき水素社会に向けた「エネルギーフォーラム」の開催、愛知万博10周年にあたって開催された「全国都市緑化あいちフェア」への出展など、時宜にかなった活動を推進してまいりました。地域社会や産官学などを巻き込んだボトムアップ型の活動がEPOCの大きな特徴です。今年度も引き続き、EPOCの2020年ビジョンを踏まえて、会員企業の環境経営の実践を支援する活動に取り組むと共に、会員間・会員外との連携を推進し、世界に誇れる環境先進地域の形成に貢献していきたいと存じます。
今後も、EPOC活動を充実、発展させるためには、ここにおられる皆様の積極的な参画が不可欠でございます。皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げて挨拶とさせて頂きます。
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総会ご来賓
経済産業省中部経済産業局長 波多野 淳彦 様 にご来賓としてご挨拶を賜りました。
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懇親会
基調講演会後の懇親会では、EPOC顧問である架谷愛知工業大学 特任教授よりご挨拶がなされ、約300名の参加者にご参加頂き、盛況に開催致しました。
※なお、ご講演ご挨拶賜りました方々の所属役職は、平成28年7月7日現在のものです。
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