2024年7月11日（木）14：00より名古屋東急ホテル（名古屋市中区）3階「錦の間」にて、「環境パートナーシップ・ＣＬＵＢ」第50回理事会が開催されました。勝野哲EPOC会長（中部電力�椛纒\取締役会長）の挨拶の後、橋本当矢幹事長（中部電力�且ｷ行役員総務・広報・地域共生本部部長）、小坂信之総合事務局長（(一社)中部産業連盟専務理事）から議案書に沿って、

（１）2023年度 活動報告および収支決算の件
（２）規約改定の件
（３）2024年度・2025年度 役員候補選任の件
（４）2024年度・2025年度 会長選任の件

の4議案の説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席者に諮られた結果、何れも原案通り承認されました。

理事会後、182会員（委任状含）の出席の下、2024年度総会が同ホテル3階「バロックの間」において開催されました。冒頭、勝野哲会長より挨拶があり、引き続いて橋本当矢幹事長から議案書に沿って、

（１）2023年度 活動報告および収支決算の件
（２）2024年度 活動計画および収支予算の件
（３）規約改定の件
（４）2024年度・2025年度 役員選任の件

の4議案について説明がなされました。
各議案はそれぞれ出席会員に諮られ、何れも原案の通り承認されました。

　本日は、2024年度EPOC総会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。本年度より、ブラザー工業株式会社の小池様の後任として、EPOC会長に就任いたしました、中部電力の勝野でございます。
　会員の皆さまには、EPOC活動に対して多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに対し、厚く御礼申し上げます。

　昨年度のEPOC活動については、新型コロナウイルス感染症が５類に移行したことを受け、対面活動を本格的に再開しました。本日のように、多くの会員の皆さまと直接顔を合わせ、活発に議論し、連携を深める機会が再び訪れたことを大変うれしく思います。
　具体的な活動については、環境・エネルギーに関する先進技術や政策動向に関して、多くの視察、セミナーなどを実施しました。昨年度の活動実績や今年度の活動計画の詳細につきましては、後ほどの議案のなかでご報告させていただきます。

　さて、現在、わが国では2050年カーボンニュートラルの実現に向けた議論が活発化しています。
　政府のGX実行会議においては、「GX2040ビジョン」の策定を目指して5月から検討が始まりました。また、並行してエネルギー基本計画、地球温暖化対策計画の改定に向けた議論も開始されています。これらの議論では、エネルギーや産業構造、産業立地、技術革新、消費者行動といった経済社会全体の大変革と脱炭素への取り組みが一体的に検討されることとなっています。

　EPOCとしても、これらの政策や最新技術の動向などを幅広く情報収集してご提供し、会員各社の環境経営のレベルアップを支援する活動を展開してまいりたいと存じます。

　本日の基調講演会には、国際環境経済研究所 理事の竹内 純子様をお招きし、『日本のGX（グリーン・トランスフォーメーション）の展望と課題』をテーマにご講演いただきます。
　竹内様は、エネルギー・環境政策に関する研究活動の他、国の審議会やマスコミなどを舞台に幅広く活躍しておられます。
　特に、本日のご講演テーマに関して、竹内様は内閣総理大臣を議長とする政府のGX実行会議の委員に就任され、わが国のグリーン・トランスフォーメーションのため多大な貢献をされています。本日は貴重なお話をお伺いできるものと期待しています。

　最後になりますが、今後も、EPOCの特徴である産官学連携のもと、持続的な成長が可能な経済社会の構築に向けて、さまざまな活動を展開していきたいと存じます。
　引き続き、EPOC活動への皆さまの積極的な参画とご協力をお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。

経済産業省中部経済産業局長　寺村 英信 様にご来賓としてご挨拶を賜りました。

2024年度総会開催に伴い、EPOC会員限定の基調講演会を開催しました。講師に 国際環境経済研究所 理事・主席研究員　竹内 純子 様をお招きし、「日本のGX（グリーン・トランスフォーメーション）の展望と課題」をテーマにご講演いただきました。
総勢259名にご出席いただきました。
　※後日、You Tube 配信を予定しています。

基調講演会後の懇親会では、勝野哲会長より挨拶がなされ、235名の会員様にご参加いただき、盛況に開催いたしました。