EPOC環境経営分科会視察「企業の環境取組み事例見学(ダイキン、TOTO)」
概要
環境経営分科会では、「持続可能な経済社会」の構築を目指した「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」への各企業様などの取り組みを随時ご紹介しております。今回は滋賀県のダイキン工業様とTOTO様の工場にて、取組み事例を見学しました。最新のものづくりの現場と環境への取組みが見学できて、大変興味深かったというご感想をいただきました。
開催日時: |
平成30年11月8日(木曜日) 7時50分〜18時10分 |
主催: |
環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)環境経営分科会 |
場所: |
【視察1】 ダイキン工業株式会社 滋賀製作所(草津市)
【視察2】 TOTO株式会社 滋賀工場(湖南市)
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参加者: |
38名 |
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【視察1】 ダイキン工業滋賀製作所
ダイキン工業様の環境への取組みをご紹介いただき、家庭用エアコンの最新製造ラインを見学しました。従業員の自発的アイデアで作られた自重を利用するカラクリ装置のモデルが陳列され、実際にラインで適用されている光景も目にしました。製品の肝となる熱交換器の組み立てやセル方式の本体組み立てラインなど、最新のものづくりを体感することができました。最後に、フロンのキガリ改正などの冷媒の動向とダイキン様のご対応、最新の工場向けエアコン製品のご紹介、環境データの管理システムのご紹介があり、参加者も自社での適用にご興味を持たれたようでした。
ダイキン工業滋賀製作所
環境への取組みご説明
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【視察2】 TOTO滋賀工場
TOTOグループの環境への取組みのご解説のあとに、最新の衛生陶器製造ラインを見学しました。工場内の配管には調合された原料の泥漿が流れ、成形ラインに供給されていました。成形工程では、上下の成形体の接着や表面仕上げは手作業による職人技が必要なことを理解しました。焼成工程では、連続焼成炉の高効率化による昇温時間短縮のおかげで、土日を休止できるようになったとのことです。また焼成炉の廃熱は乾燥にも利用されており、このラインのエネルギー効率が評価され、2013年省エネ大賞を受賞されたとのことです。参加者からは、ものづくりが体感できて大変参考になったとのことでした。
TOTO滋賀工場
環境への取組みご説明
工程
- 7時50分 JR名古屋駅西口集合(貸切りバスにて移動)
- 10時〜13時 ダイキン工業様 見学
- 13時〜14時 移動および昼食
- 14時〜16時 TOTO様 見学
- 18時 JR名古屋駅西口 到着、解散