視察・調査

2018年度 循環型社会分科会 視察勉強会 実績報告

はじめに

日本全国の汚染土壌を受け入れ、国内最大級の汚染土壌の洗浄、分別処理能力を持つ、株式会社ダイセキ環境ソリューション 弥富リサイクルセンターを見学しました。また、異業種交流展示会「メッセなごや」 では、愛知県企業が出展するブースを訪れ、ビジネスマッチングを行いました。

開催日時: 2018年11月7日(水曜日)
見学先: (1)株式会社ダイセキ環境ソリューション 弥富リサイクルセンター
(2)異業種交流展示会「メッセなごや」 愛知県ブース 「あいちの環境ビジネス発信事業」
参加者: 21名


  • (1)株式会社ダイセキ環境ソリューション 弥富リサイクルセンター


    (株)ダイセキ環境ソリューション 弥富リサイクルセンターは、資源リサイクル、土壌調査から浄化処理までを一貫体制で行っています。

    洗浄処置工程では、汚染土壌から、特定有害物質が吸着・濃縮している粒径区分を分離し、処理する工程を見学しました。粒径区分した最も細かい土壌に汚染が存在するため、それを凝集処理後、最終的に濃縮し、セメントリサイクルとして処理します。それ以外の土壌は、環境基準の適合を確認し場外搬出しています。

    分別処理では、汚染土壌からコンクリートガラ、ゴミ等を分別、含水率調整し、分別後、土壌はセメントリサイクル処理しています。 工場内は、粉塵が場外に漏れないよう密閉施設になっており、環境に配慮した設計となっていました。

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    (2)異業種交流展示会「メッセなごや」 愛知県ブース 「あいちの環境ビジネス発信事業」


    メッセなごやは、各出展者の持つ製品やサービスを国内外に広く情報発信し、販路拡大や人脈形成を図る国際総合展示会です。

    愛知県ブースでは、公募により選定した企業における優れた環境技術が紹介されており、数社の出展企業から環境製品、技術について説明をしていただきました。