| 概要: | エネルギーの効率的な利用、自然エネルギーの積極的な利用、リサイクルの徹底など、環境に対し、最大限配慮した環境共生モデルビル |
| 主な視察内容: | (1) エコフレーム (2) 自然換気 (3) 地域熱供給システム |
(1) エコフレーム![]() 窓面から外に1.8m出した柱・梁の庇による影の効果により10〜14時の日射を有効に遮る。 |
(2) 自然換気![]() エコフレーム軒天井面に設けた取り入れ口から自然の風を導き、冷房負荷を低減する。 |
| (3) 地域熱供給システム 「河川水温度差エネルギー」を利用したオール電化方式の地域熱供給システム。 |
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| 河川水利用方式熱交換器 | 氷蓄熱システム |
| 概要: | JR東海とJR西日本が共同で開発し、現行の700系と比べて電力消費量を19%削減した最新省エネ型新幹線車両(平成19年7月より営業運転開始) |
| 主な視察内容: | (1) N700系概要説明 (2) 全周ホロ (3) 新開発先頭形状 (4) 試乗風景 |
(1) N700系概要説明![]() 試乗に先立ち、N700系の省エネ性能や省エネ技術、試乗の際のポイントについて説明 |
(2) 全周ホロ![]() 全車間部に全周ホロを設置し、走行抵抗を低減するとともに、車外騒音、車内騒音も低減 |
(3) 新開発先頭形状![]() 走行抵抗を一層低減すべく新開発された先頭形状「エアロ・ダブルウィング形」 |
(4) 試乗風景![]() 環境性能とともに、快適性も高めたN700系の乗心地も体験 |
所感
環境に対し最大限配慮した関電ビルディング(関西電力(株))を視察し、その後、最新省エネ型新幹線車両N700系(東海旅客鉄道(株))に試乗した。両者とも省エネルギー化の観点から新しい工夫や先進的な設備を取り入れており、大変有意義な視察となった。また、環境はもとよりその中にいる人々の快適・利便性というものにも配慮している点が印象的であった。










