概要

COP10名古屋開催から2年が経過し、本年10月にはインドのハイデラバードでCOP11が開催されました。今回のセミナーでは、日頃から生物多様性への関心や取り組みを実施しているEPOC会員の皆様のさらなる発展をサポートすべく、第�T部としてCOP11の最新情報をはじめ、生物多様性への取組みに関する世界や日本の最新動向について、環境省生物多様性地球戦略企画室長奥田直久様より、「COP11と我が国の生物多様性施策の方向性」という題目でご講演いただき、第�U部として現在、自社の事業活動の中に生物多様性と持続可能な利用を組み入れた、業種が異なる3組の企業に「企業の生物多様性取り組み事例紹介」という題目で、各企業の取り組み事例紹介も行いました。
参加者は総勢57名と多くの方にご参加いただき、生物多様性に対する情報発信を行うことが出来ました。

＜プログラム＞

• • 13時30分〜13時35分
  • 主催者開会挨拶

  EPOC副幹事長　ブラザー工業株式会社　常務執行役員　浅井 侯序 氏

• • 13時35分〜15時
  • 【講演�T】 「COP11と我が国の生物多様性施策の方向性」

  【講師】
  環境省　生物多様性地球戦略企画室長　奥田 直久 氏

  【講演概要】
  現在までの生物多様性に関する国際的議論の経緯とCOP10で採択された愛知目標の達成に向けて、わが国の生物多様性国家戦略改訂の背景と目的を詳しく解説し、さらに10月にインドで開催されたCOP11についてのホットな最新情報などをご講演頂きました。

  

• • 15時15分〜16時45分
  • 【講演�U】 ｢企業の生物多様性取り組み事例紹介」

  【講師】
  株式会社三井住友銀行　経営企画部　CSR室長　中村 研一 氏
  株式会社加藤建設　環境技術部　石�M 謙一 氏
  三菱電機株式会社　環境推進本部　企画グループ　磯貝 吉男 氏

  【講演概要】
  業種や規模が異なる3組の企業の担当者を迎えて、金融業、建設業、製造業としてのそれぞれの立場から、現在自社が実施している生物多様性保全活動の事例をわかり易く解説し、それらの活動について、自社の本業との関わりや社会貢献的側面等についてご講演頂きました。