「第26回EPOC意見交換会・交流会 〜会員企業のレベルアップ・相互交流〜」報告
【概要】EPOC会員企業の環境への取り組みについて情報共有を図ることで、会員の更なるレベルアップと会員相互の意見交換の活性化を図るために「第26回EPOC意見交換会・交流会」を開催しました。 今回は、東邦ガス株式会社 CSR環境部長 肆矢 直司氏をお招きし、「東邦ガスグループの地域社会への貢献」をテーマにご講演をいただきました。 東邦ガス様は1977年に環境性に優れたLNGを導入した後、15年の歳月をかけ天然ガス転換プロジェクトを完遂し、地域に根差したエネルギー事業者として、低炭素社会の実現に貢献されています。 講演においては、中期経営計画の重点戦略の一つである「新たな領域への挑戦」として、「みなとアクルス」の開発について動画を交えご紹介いただきました。環境に配慮した電力供給システム、熱利用の高度化による先進のエネルギーシステムの構築、更に、都市再開発において中部圏初となる電気・熱・情報のネットワークCEMS(コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム)の構築を通して、省エネルギーとCO2削減を実現するまちづくりについて、わかりやすくご説明いただきました。また、地震や津波などの自然災害に対する予防、発災時の緊急対応と復旧のために、様々な設備や体制を重層的に整備し、備えていることもご紹介いただきました。家庭でも対応可能な一例として、大地震発生時の「マイコンメーター」復帰操作方法についても教えていただきました。加えて、ESGへの取り組みとして、新たな環境行動目標(2019〜2021年度)に基づく温暖化対策・資源循環・生物多様性保全・地域社会への貢献に関する多くの事例をご紹介いただき、東邦ガス様の取り組みについて理解を深めることができました。 意見交換では、事前に参加者から寄せられた多くの質問に対して、回答のスライドをご用意頂き、一つずつ丁寧にわかりやすくご回答いただきました。 意見交換会後には交流会を開催し、業種・業態の枠を超え会員相互の交流を深めることができました。 当日の様子 |