交流会

2016愛知環境賞表彰式実施報告
「奇跡をおこした人間力~日本の宇宙探査を中心に」

【はじめに】

EPOCでは、愛知県より受託しました『愛知環境賞』の表彰式を開催致いたしました。
『愛知環境賞』とは、資源循環や環境負荷の低減を目的とした、先駆的で効果的な<技術・事業・活動・教育>の事例を、企業、団体及び県民から募集し、優れた事例に対する表彰を行うとともに、広く紹介することによって、新しい生産スタイルや生活スタイルを文化として社会に根付かせ、資源循環型社会の形成を促進するもので、本年は41件の応募を頂きました。
当日は、愛知環境賞表彰式、第28回交流会「奇跡をおこした人間力~日本の宇宙探査を中心に」と題した講演会、交流会(パネル展示による意見交換会)が開催され、受賞者をはじめその他参加者の方々にご交流頂きました。

日時
:平成28年2月18日(木曜)15時15分~19時30分
会場
:ローズコートホテル 3階 「ローズルーム」
主催
:愛知県
共催
:中日新聞社 環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)
後援
:経済産業省中部経済産業局 環境省中部地方環境事務所
名古屋市 名古屋商工会議所 一般社団法人中部経済連合会
参加者数
:240名

【プログラム】

    • 15時15分~15時25分

    主催者挨拶

    愛知県知事 大村秀章

    EPOC会長(東邦ガス(株)代表取締役社長)安井香一

    【愛知県知事】
    主催者挨拶:愛知県知事 大村秀章
    【EPOC会長】
    主催者挨拶:EPOC会長(東邦ガス(株)代表取締役社長)安井香一
    • 15時25分~16時

    「2016愛知環境賞」表彰式

    【金賞】

    受賞者

    トヨタ自動車株式会社

    テーマ

    究極のエコカー燃料電池自動車MIRAIの開発

    受賞のポイント

    高度な技術力により、水素を燃料とした燃料電池自動車を量産化し優れた環境性能を持つ自動車を社会に提供したことは、水素利用による新たな社会構造への転換をもたらし低炭素社会のに実現に大きく貢献するものと高く評価されました。

    【銀賞】

    受賞者

    トヨタ車体株式会社

    テーマ

    地域連携による、地域に根付いたESD 子供たちの未来(あした)へつなぐ、ふれ愛パークプロジェクト

    受賞のポイント

    生物多様性保全や環境学習など、多面的な機能を備えた「刈谷ふれ愛パーク」を地域住民や学校関係者・有識者などからなる地域連絡会とともに整備運営し、地域との協働による企業のESD活動のモデルを示したことは、この地域のESD活動の推進に大きく貢献するものと高く評価されました。

    【銅賞】

    受賞者

    全国防草ブロック工業会

    テーマ

    「世界初の防草機能を持つ道路二次製品」雑草が自ら成長を止める/初期コストアップが無くメンテナンスフリー

    受賞のポイント

    植物の成長性を利用した独自の発想により防草効果を持つ道路用コンクリート製品を開発し、除草や防草対策工事に必要な機械や資材の使用を削減したことは、環境負荷の低減に大きく貢献するものと高く評価されました。

    【銅賞】

    受賞者

    豊田化学工業株式会社

    テーマ

    サーマルリサイクルしていた使用済み有機溶剤(高不要物、高粘着)のマテリアルリサイクル化による業態変革

    受賞のポイント

    自動車製造工程で排出される再生処理が困難である塗料廃液を分分別する品質管理システムを構築し、独自の技術である蒸留法により再資源化を実現したことは、資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと高く評価されました。

    【中日新聞社賞】

    受賞者

    おかえりやさいプロジェクト

    テーマ

    おかえりやさいプロジェクト

    受賞のポイント

    多様な主体と協働のもと、スーパー等の食品生ごみを堆肥化し野菜の栽培に活用することにより食品資源循環の環を構築し市民に可視化したことは、資源循環型社会の形成と環境意識の向上に大きく貢献するものと評価されました。

    【名古屋市長賞】(技術・事業部門の賞)

    受賞者

    福田三商株式会社

    テーマ

    独自の技術開発と回収システムの構築による世界トップクラスの古紙回収率達成への貢献

    受賞のポイント

    古紙のリサイクル分野において、業界初の独自の技術開発による機械化・省力化と効率的な回収システムの構築により業界全体をリードしたことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価されました。

    【優秀賞】

    受賞者

    株式会社三五

    テーマ

    「三五の森づくり 環境づくり ひとづくり」
    ・緑環境の再生
    ・環境教育活動

    受賞のポイント

    都心の工場跡地に自然豊かな緑を再生するとともに、生態系の調査や保全を通じて社員や地域住民への環境教育を推進するなど幅広い活動を展開したことは、環境保全に対する意識啓発及び活動の推進に大きく貢献するものと評価されました。

    受賞者

    積水ナノコートテクノロジー株式会社

    テーマ

    世界初のナノ金属テキスタイル事業(masa加工)による環境配慮型商品の開発と環境負荷の低減

    受賞のポイント

    金属薄膜を繊維にコーティングする独自の技術により、高い遮熱効果等の優れた環境性能を持つ繊維製品を開発したことは、省エネルギーと省資源に大きく貢献するものと高く評価されました。

    受賞者

    豊田鉃工株式会社

    テーマ

    人と環境にやさしい好触感な自動車内装部品の開発

    受賞のポイント

    自動車内装部品の表皮に独自に考案した微細な凸型形状を直接成形するとともに接着工程を不要としたことにより、工程短縮と製品のリサイクルを実現したことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価されました。

    受賞者

    愛知県立豊田東高等学校

    テーマ

    持続可能な社会を創る市民を育てる学校全体で取り組むESDの実践

    受賞のポイント

    環境教育・国際理解教育・地域連携教育を融合させた独自のESDに学校全体で取り組み教育カリキュラムに位置付けるとともに生徒の自主性を重んじた学校内外での活動を進めたことは、先駆的なESD活動として今後の波及効果が期待されるものと評価されました。

    受賞者

    株式会社西浦化学

    テーマ

    コンパクトライン実現に向けた自前小型成形機開発と二次加工同期化事業の取組み

    受賞のポイント

    プラスチック射出成型工程において、成型に必要な機能や能力を最適化した小型成形機の開発に成功するとともに、組み付け工程の一体化と合わせて省スペース化と省エネルギー化を実現したことは、環境負荷の低減に大きく貢献するものと評価されました。

    受賞者

    パナソニック エコシステムズ株式会社

    テーマ

    太陽光発電向けパワーコンディショナ用冷却ユニット

    受賞のポイント

    独自に開発した樹脂製の熱交換素子を内蔵した太陽光発電設備の冷却装置を実用化し、消費電力を低減するとともに長寿命化を実現したことは、省エネルギーと資源資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価されました。

    受賞者

    矢留工業株式会社

    テーマ

    空調ダクトを軽量化して、省資源・省エネルギー・省人に貢献する「ラインエコ」の開発と普及

    受賞のポイント

    建築物の空調ダクトの製造において、薄板の鋼板に独自の加工技術により補強を施すことで剛性を保持しながら軽量化を実現するとともに業界への普及を進めたことは、省資源と省エネルギーに大きく貢献するものと評価されました。

    受賞者

    株式会社山田組

    テーマ

    都市内農地・農業公園を活用した持続可能な環境・農業・防災体験学習の実践

    受賞のポイント

    都市農業を行う建設会社として、農業体験と防災・環境教育を組み合わせた社会貢献活動に取り組むとともに、農業収益を原資とする継続的活動のモデルを示したことは、先駆的な環境活動として今後の波及効果が期待されるものと評価されました。

    受賞者

    油圧機工業有限会社

    テーマ

    省エネ・省力・省資源に貢献する世界シェアトップの連続鋳物破砕機(ランナーブレーカー)の開発・販売

    受賞のポイント

    独自の発想と技術により、鋳造工場で発生する余分の鋳物を自動で細かく破砕する装置を開発し、国内外の鋳造リサイクル処理工程における溶解・再利用時等の省エネルギー化を実現したことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価されました。

    • 16時15分~17時15分

    【講演会】

    「奇跡をおこした人間力~日本の宇宙探査を中心に」

    大同大学学長 宇宙航空研究開発機構(JAXA)きぼう利用研究総括 澤岡 昭 氏

    講演会の概要

    小惑星探査機“はやぶさ”の帰還についてお話しを頂くとともに、第2の“はやぶさ”となった金星探査機“あかつき”打ち上げの意義とその驚異的なタフさ、そしてこれを支えた技術部開発員の方の女子力などのエピソードも交え、大変興味深くお話しを頂きました。

    併せて宇宙長期滞在は放射線と宇宙ゴミとの闘いであることもお話し頂き、想像を絶する過酷な環境であることも実感、まさに宇宙レベルでの環境保全の大切さも認識出来た講演会となりました。

    • 17時30分~19時

    【交流会】

    EPOC意見交流会が行われ、受賞者及び多数の参加者の方々が交流を深められました。

    また、会場には15件の各受賞事例の概要をまとめたパネルが設置され、受賞企業・団体のご担当者の方から直接内容についてご説明を頂くことで、参加者の方々には各受賞事例の取組み内容についてより深くご理解いただきました。