交流会

「第1回EPOC意見交換会
〜会員企業のレベルアップ・相互交流〜」報告

概要

  地球温暖化問題に関しては、京都議定書の第1約束期間のスタートが迫ってきています。また、生物多様性保全に関しても2010年のCOP10の名古屋への誘致活動が行われるなど、企業を巡る環境問題はますます活発化し、環境経営の一層の推進が求められています。
このような中、EPOC会員企業の先進的な環境への取り組みについて水平展開を図り、取り組みの更なるレベルアップの一助となるよう「意見交換会」を企画しました。
第1回目となる今回は、環境・社会貢献活動を積極的かつ世界的に展開している株式会社デンソーから講師をお招きし、約80名の参加者を得て開催しました。株式会社デンソーの先進的な環境経営の取り組みについて詳細に説明いただき、その後活発な意見交換を実施しました。意見交換会の後には交流会を開催し、会員相互の交流を深めることができました。
開催日 平成19年12月3日(月)15:30〜18:30
会   場 ホテルグランコート名古屋 7F「ザ・グランコート」
参加人数 80名

【プログラム】

15:30〜15:35 【開会あいさつ】
EPOC幹事長 山ア広美(中部電力株式会社執行役員環境部長)
15:35〜17:00 【講演および意見交換】
「デンソーの環境への取り組み」
−クルマがずっと愛され続ける社会に向けて−
講師:株式会社デンソー 安全環境推進部主席部員 山縣俊夫氏
山縣俊夫氏

<講演・意見交換の概要>
デンソーの環境経営の取り組みについて、「デンソーエコビジョン2015」に定める「エコマネジメント」、「エコプロダクツ」、「エコファクトリー」、「エコフレンドリー」のキーワードに基づいて説明。
グローバルな環境マネジメントシステムの展開などの「エコマネジメント」、具体的なエコ製品の紹介や製品環境指標の仕組みを構築して推進する「エコプロダクツ」への取り組み、国内工場はもとより海外工場においても展開しているエネルギー損失を限りなくゼロに近づけるパーフェクトエネルギー工場(PEF)の取り組み、社員が楽しみながら環境活動を行うことを支援するデンソーエコポイント制度「DECOポン」などの「エコフレンドリー」といった活動について、詳細な説明があった。

 講演後、参加者からの事前質問や会場からの質問などに対して、意見交換を実施した。会場からは、エコファクトリーの取り組みの詳細やグループ企業や海外工場までを含めた環境活動の状況などの質問が出され、活発に意見交換が行われた。

講演・意見交換の様子
17:00〜18:30 【交流会】
講演・意見交換会で聞けなかったことなどを聞いたり、会員同士の相互交流を実施した。