2016年度 第3回循環ビジネス創出会議(現地見学会)
はじめに
EPOCでは、先導的・効果的な循環ビジネスの普及・振興を通じて「環境と経済が好循環するモノづくり県のさらなる発展」を目指し、愛知県と共同で現地見学会等を「循環ビジネス創出会議」として開催しています。
今回は、「2016愛知環境賞」において金賞及び優秀賞を受賞した2団体を訪問し、優れた技術や取り組みについて、現場視察を交えてご紹介いただきました。見学会にはEPOC会員、一般応募者、自治体関係者より、多くの方がご参加され、循環(環境)ビジネスへのご理解をより一層深めていただきました。
開催日時: |
平成28年10月11日(火曜日) 8時50分〜16時15分 |
見学先: |
1.豊田鉄工株式会社 本社工場 2.トヨタ自動車株式会社 トヨタ会館 |
参加者: |
42名 |
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1.豊田鉄工株式会社 本社工場
【概説】
自動車内装部品の表皮に独自に考案した微細な凸型形状を直接成形するとともに接着工程を不要としたことにより、工程短縮と製品のリサイクルを実現したことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価され、2016愛知環境賞優秀賞を受賞されました。
【見学内容】
(1)愛知環境賞受賞内容についてご紹介いただきました。
(2)本館展示コーナーとトヨテツの森の見学しました。
「とよとつ」と呼ばれる微細な凸形状の形成や、その倒れ方等が徹底的に検証されたうえで自動車の内装部品が出来上がっていることが理解でしました。
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2.トヨタ自動車株式会社 トヨタ会館
【概説】
高度な技術力により、水素を燃料とした燃料電池自動車を量産化し優れた環境性能を持つ自動車を社会に提供したことは、水素利用による新たな社会構造への転換をもたらし低炭素社会の実現に大きく貢献するものと高く評価され、2016愛知環境賞金賞を受賞されました。
【見学内容】
(1)愛知環境賞受賞内容についてご紹介いただきました。
(2)トヨタ会館を見学しました。
MIRAIは、自動車と取り巻く現状を踏まえ、燃料多様化への対応すべく、将来の有力なエネルギーと位置付けた水素の特徴を活かし、20年以上にわたる開発の集大成として誕生したことが理解できました。
以上