2007年度 第1回循環ビジネス創出会議
はじめに
EPOCでは、昨年度同様に「あいちエコタウンプラン」を推進されている愛知県と連携し、モノづくり県としての産業技術の集積を活かして、先導的で効果的なリサイクル事業を生み出し、資源循環型社会の形成を促進することを目的として「循環ビジネス創出会議」を11月19日(月曜)、21日(水曜)、22日(木曜)の3日間にわたり開催し、延べ103名と多くの方にご参加頂きました。今回は、現在、愛知県内で事業化に向けて準備を進めている、先導的なリサイクルビジネスの計画を検討している10件について御報告頂き、愛知県及び循環ビジネスコーディネーターも交えて、事業化に向けた企業連携等の検討を行いました。参加者の皆様には活発なご意見・ご質問を頂戴し、情報交換はもとより、循環ビジネスへのご理解をより一層深めて頂きました。
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- 開催日:
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- 平成19年11月19日(月曜)
11:00〜15:55
- 平成19年11月21日(水曜)
13:00〜16:10
- 平成19年11月22日(木曜)
13:00〜16:10
- 会 場:
- 愛知県東大手庁舎407会議室
- 参加者:
- 計103名
プログラム
★11月19日(月曜)
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【あいさつ/主旨説明】 愛知県環境部資源循環推進課 丹羽 崇人
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発表者・・・株式会社インターサイエンス
【廃食用油のボイラー燃料活用事業計画】
廃油の性状(動物性、植物性、鉱物性)を問わず、廃食用油を、直接、ボイラー燃料として活用できるバーナーを開発。廃食用油はBDF(バイオディーデル燃料)として、トラックなどの燃料に改質する事業が各地で行われていますが、同社では、BDFとして改質する工程を不要とする、直接的な燃料活用を進める事業を検討。
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発表者・・・サンエイ株式会社
【地域における、一元的な廃棄物回収とリサイクル事業計画】
中部国際空港で発生する機内ゴミやテナント店舗のゴミなど、すべての廃棄物を一元処理することによって、リサイクル率50%以上を達成。現在、そのノウハウを活用して、テナントビルの廃棄物や団地などの家庭ゴミの一括処理システムの事業計画を検討。
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発表者・・・株式会社M式水耕研究所
【農作物残渣を活用した炭化製品の製造事業計画】
三つ葉の全国シェア7割、三重県桑名市に所在するテーマパーク「なばなの里」への技術協力など、水耕栽培の分野で高い技術力を保有。この事業では、ハウス栽培などで発生する農業残渣(食用部分以外の茎や葉など)を使って炭化物を製造し、水耕栽培などの用土とするほか、ペレット燃料として活用。
★11月21日(水曜)
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【あいさつ/主旨説明】
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発表者・・・高浜工業株式会社
【粘土瓦廃材を粘土瓦の原料にリサイクルする事業計画】
建築廃材として排出される粘土瓦を粉砕して、再び瓦用粘土に50%混ぜ込んで使用する技術を開発。現在、使用済みの瓦の回収ルート確立を検討。
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発表者・・・名古屋港木材倉庫株式会社
【竹を活用した高機能活性炭の製造事業計画】
廃棄物処理が困難である廃竹材を活用して、さまざまな用途に活用できる高機能の活性炭を製造する技術を開発。現在、浄水器用や電極など活性炭の用途に開発中。
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発表者・・・有限責任中間法人循環資源再生利用ネットワーク
【ネットワークによる、食品関連廃棄物の多角的利用事業計画】
食品に関わる生産、加工、輸送、廃棄物処理などといった企業十数社が集まって作った組織で、会員企業間のネットワークを活かして、さまざまな食品関連廃棄物から、アルコールなどのエネルギーへの活用あるいは養豚用飼料や堆肥などのリサイクル製品の製造などといった多角的利用を行う事業を計画。
★11月22日(木曜)
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【あいさつ/主旨説明】
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発表者・・・株式会社INAX
【住宅リフォーム廃材を中心とした住宅設備機器の回収・循環事業】
住宅のリフォームに伴って発生する廃材を回収するとともに、使用済の住宅設備機器を分解・分別することによって、金属類などの回収を行う事業を平成20年春から開始。
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発表者・・・瀬戸製土株式会社
【牡蠣殻や廃磁器などを用いたバイオマス(生分解性)織機製造事業】
従来の生分解性食器に、粉砕した牡蠣殻や廃磁器などを混入することによって、職員食堂や学校給食用などに使用されている樹脂製品よりも耐久性に優れ、環境負荷の少ない製品を平成20年春から製造。
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発表者・・・東海リソース株式会社
【竹や稲わらなどからのアルコール製造事業計画】
菓子類を製造する過程で発生する廃棄物を活用して、アルコール発酵を行い、バイオエタノールや家畜用飼料を段階的に製造する事業を平成20年春から開始。【食品残渣を利用してバイオエタノールや飼料を製造するカスケードリサイクル事業】菓子類を製造する過程で発生する廃棄物を活用して、アルコール発酵を行い、バイオエタノールや家畜用飼料を段階的に製造する事業を平成20年春から開始。