海外交流

独立行政法人国際協力機構(JICA)様研修員との交流会ご報告


日時

2014年9月2日(火曜日) 10時〜16時

会場

株式会社ノリタケカンパニーリミテド様 ノリタケの森

参加者

交流参加者:メキシコからの研修員12名
及びJICA通訳1名、中産連引率1名
EPOC会員12名、合計26名

目的

独立行政法人国際協力機構(JICA)様 研修コースに参加のメキシコからの研修員に対し、「日本企業の環境に関する取り組みへの理解」という位置付けで、EPOCの活動の紹介とEPOC会員企業である株式会社ノリタケカンパニーリミテド様の「ノリタケの森」の各施設を見学頂きました。

概略スケジュール


10時〜10時10分 ご挨拶、スケジュール説明、EPOCメンバー紹介
10時10分〜11時15分 株式会社ノリタケカンパニーリミテド様 事業概要、環境活動紹介
11時25分〜12時 EPOCの活動紹介
12時〜13時 昼食
13時〜15時50分 ノリタケの森園内 近代化産業遺産群、クラフトセンター、ノリタケミュージアム見学、絵付け体験
15時50分〜16時10分 全体質疑応答、終了のご挨拶、記念撮影

内容

・会場であるノリタケの森多目的ホール会議室に集合し、まず当日のスケジュールの説明と、JICA研修員の皆様に当日参加のEPOC海外交流分科会員の紹介を致しました。

・次にノリタケカンパニーリミテド様から、会社概要、環境活動について、そのあゆみから推進体制、各種対策の状況(温暖化、資源循環、汚染、製品)、更には社会貢献活動について、詳細にご説明頂きました。

・午前中の最後にEPOC総合事務局より、EPOCの活動について、日本企業の環境経営とCSRとも絡め紹介致しました。

・午後からは、ノリタケの森園内の各施設を見学頂きました。屋外においては創業当時から残る「赤レンガ建築(最初の洋食器工場)」「6本煙突モニュメント(陶磁器焼成用トンネル煙突窯跡)」「単独窯」に続き、ビオトープを見学頂きました。クラフトセンターにおいてはボーンチャイナの生地製造工程、絵付け工程を見学頂きました。ノリタケミュージアムでは「オールドノリタケ」に代表される多くの歴史的・文化的価値の高い作品を見学頂きました。

・各施設見学後、クラフトセンター内にある「絵付け体験」コーナーにおいて、日本の文化に触れて頂くという意味も込め、真っ白な陶磁器に絵の具で自由に絵を書いてもらい、オリジナル作品を仕上げて頂く体験もして頂きました。

・午前、午後とも活発な質疑応答がされました。廃棄物のリサイクル比率や、環境活動を続けていく上での課題、部品・加工技術の具体的適用方法といったものから、財務データに関するもの、EPOCの運営形態に関するもの等、様々な視点での質問があり大変活発な意見交換の場となりました(ミュージアムの展示品は販売品か非売品かといったものもありました)。

最後に研修員からお礼のご挨拶を頂きました。

当日の様子

このような交流の場を設けて頂いた株式会社ノリタケカンパニーリミテドの関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

以上