(財)海外技術者研修協会(AOTS)殿 中国研修生との交流
日時
平成22年11月17日(水)13:00〜17:30
場所
(株)デンソー殿本社ギャラリー、及び高棚製作所
参加者
交流参加者:中国研修生24名(+AOTS&通訳2名)計26名
海外交流分科会会員参加:計8名
目的
中国企業国際化経営管理研修コースに参加の中国研修生に対し、EPOC活動の紹介と日本企業の現場や、環境保全への取り組み、文化に触れる機会を持って頂く事により、日本の社会・文化の理解促進を図る事を目的とし、EPOC会員企業である(株)デンソー殿本社ギャラリーと高棚製作所を見学頂きました。
内容
- まずは(株)デンソー殿本社ギャラリーの見学を行いました。自動車産業における(株)デンソー殿の歩みや最先端の技術・製品紹介の御説明を受け、その後ギャラリー内展示品の見学を計30分程度行いました。皆さん興味深く見入っていました。
- 次にバスで30分程度掛けて高棚製作所へ移動。そこでまずEPOC活動の説明を行い、また高棚製作所の概略を御説明頂いた後、501工場と呼ばれる、自動車メーターの生産工程を見学しました。メーターもデジタル化が進み、多種多様なメーターが今日必要となっている御説明に皆さん興味深く聞き耳を立てていました。
- その後、バスで移動し、資源ステーション、排水処理場、ビオトープを見学しました。特に資源ステーションでは資源保全の観点から多くのものをリサイクルされており、2002年8月以降ゼロエミを達成されている事に研修生の皆さんも感激されていました。
- 各種設備の見学後会議室に戻り、質疑応答となりましたが、全社でゼロエミッションを達成されているのか?リサイクルした資源はどこで使用する?道場があるが、やはり教育に力をいれているのか?等々多くの応酬となりました。
- 最後に中国研修生側から、中国でも環境に関心が高まっており、今後中国に来られて一緒に取り組めたら良い、旨の意見が出されました。環境対応問題を考える大変良い機会を与えて頂き、また交流の場を設けて頂いた(株)デンソー殿関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
以上