「アジア人材資金構想高度実践留学生育成事業」プログラムからのアジア研修生との交流
日時
平成22年8月6日(金)8:30〜18:30
場所
中部国際空港(株)殿、及び(株)INAX殿榎戸工場、及びライブMUSEUM
参加者
交流参加者:中国研修生9名(+中部産業連盟3名)計12名
海外交流分科会会員参加:計8名
社団法人中部産業連盟殿が平成19年より経済産業省より委託され、事業運営している「アジア人材資金構想高度実践留学生育成事業」プログラム「日本ビジネス研修」の一環として、EPOC海外交流分科会会員とアジア研修生との交流会を実施いたしました。
目的
日本企業への就職を目指す外国人留学生に対し、日本企業の現場や、文化に触れる機会を持って頂く事により、日本の社会・文化の理解促進を図る事を目的とし、日本の玄関である中部国際空港と、EPOC会員である(株)INAXの工場・博物館を見学頂きました。
内容
- まずは名古屋駅新幹線口にて集合後、バスにて中部国際空港へ向かいました。
- 中部国際空港では、EPOC活動の概略説明、中部国際空港(株)殿による環境への取り組み(光触媒ガラス採用等の省エネ活動等)、他空港設備等の御話の後、普段一般の人が立ち入る事が出来ない滑走路見学ツアーを組んで頂きました。厳重な保安検査の後、バスに乗り込み、空港と滑走路が見渡せる所で、航空機の離発着を見学し、多くの人達から歓声が上がっていました。
- 空港内部のレストランでの昼食後、(株)INAX殿榎戸工場に到着。環境にも留意された工場施設の概要を伺った後、便器の生産工程を見学しました。陶器製便器製造にも、各種の技術が投入されている事を御説明頂き、研修生の皆さんも大変興味深く見学されていました。
- 製造現場見学後、常滑の(株)INAX殿陶器博物館を見学しました。陶器焼き用の古く大きな釜や、世界中のタイルを集めた博物館も解説を伺いながら見学出来ました。中でも、美しい色が塗装された日本古来の日本式便器には、研修生も“これは芸術作品だ”と言われながら、眼を見張っていました。
- 国際空港という最先端技術を駆使した設備と、陶器といった日本文化の一部とも言える二つの施設を見学する事により、研修生達も日本の産業と文化の両面を理解する事が出来、大変有意義な一日でありました、との意見が出されました。大変良い機会を与えて頂き、また交流の場を設けて頂いた中部国際空港(株)殿、(株)INAX殿関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
以上