AOTS殿 タイ・中国研修生との交流活動の内容さる2月5日、(株)デンソー 本社・高棚製作所において、(財)海外技術者研修協会(以下、AOTS(※)の海外研修生の皆さん(タイ・中国)と交流会を実施しました。
AOTS殿は、日本における初めての民間ベースの技術協力を推進する機関として、1959年に設立。 研修生の皆さんは総勢15名(タイ12名、中国3名)。タイ、中国にある自動車関連企業等の現地法人で 勤務されている技術者の方々でした。昨年11月下旬〜今年2月下旬迄13週間の予定で研修中であり、 職種は生産技術・品質管理・生産管理・保守/保全など多岐に渡っていました。 交流会には、EPOC(海外交流分科会)より10名が参加しました。冒頭、交流促進部会長(日本ガイシ(株) 小塚部長)の英語によるご挨拶とEPOC概要紹介、続いて海外交流分科会を代表して(株)日立製作所 西村より 参加メンバーと活動内容を紹介しました。 <<次 第>>
13:00 EPOC代表者挨拶と概要紹介 13:15 分科会活動の紹介 13:30 デンソー概要紹介と新ギャラリー見学 14:30 高棚製作所の紹介 15:00 工場・施設見学(コンビネーションメータ等、資源ステーション、ビオトープ) 16:30 質疑応答 (17:00終了) デンソー安全環境推進部 グローバル推進室 棚橋室長からは、会社概要をご説明頂きました。 デンソー殿は、先進的な自動車技術をお持ちの世界トップレベルの自動車部品サプライヤーですが、 環境対応製品が生業の根幹であり、創業の理念がハイブリッドやコモンレール、QRコードの開発・ 生産に結び付いているとの説明を、研修生の皆さんは興味深そうに耳を傾けていました。 2月18日オープン予定の新ギャラリーも一足早く見せて頂くことができました。映像と実機を効果的に 配した展示は、デンソー殿の先進スピリッツに触れる思いがしましたが、何でも高速で動く産業用 ロボットや7台の103インチ大型可動モニターと床面に映し出されるシアターコーナーで、吸い込まれる ように見つめる姿が印象的でした。 その後、高棚製作所へ移動しました。高棚安全衛生環境の小田グループリーダーより、同製作所の概要、
取扱い製品について紹介を頂きました。「地域に優しい環境づくり」と「地域との交流」を環境方針に
掲げ、コンビネーションメーターやカーナビ等を中心に生産されているとのことでした。 交流会場に戻り、質疑応答となりました。「ゼロエミッションの実現時期は?」「生産に占める環境取組 費用の割合は?」「各部門から出たゴミに関するデータのフィードバック/活用方法は?」「廃プラの 再利用方法は?」等々沢山の質問が出ました。 研修生の関心の高さとデンソー殿の丁寧な説明により、終了時間を忘れる程の活発な交流会と なりました。AOTS殿とは、今後も交流を継続して参りたいと思います。また、この場を借りまして、 交流の場を設けて頂きました、デンソー関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。 以上
|