海外交流

AOTS殿 研修生との交流


活動の内容

 10月2日、日立オムロンターミナルソリューションズ(株)において、(財)海外技術者研修協会(以下、AOTS)の海外研修生の皆さんと交流会を実施しました。
※AOTS…The Association for Overseas Technical Scholarshipの略。
AOTS殿は、日本における初めての民間ベースの技術協力を推進する機関として、1959年に設立。海外の産業技術者及び経営管理者の研修を通じて国際経済協力を推進し、相互の経済発展及び友好関係の増進に寄与することを目的とされています。
(詳細は、http://www.aots.or.jpをご参照下さい)

 今回、AOTS殿からは、総勢25名(研修生21名、引率者2名、通訳2名)が参加されました。研修生は、13ケ国(ベネズエラ1名、インドネシア2名、マレーシア3名、オマーン1名、バーレーン1名、サウジアラビア1名、コロンビア1名、グァテマラ1名、イラン1名、インド4名、ブラジル1名、中国2名、タイ1名、フィリピン1名)と多彩な顔触れとなりました。また、EPOCからは、海外交流分科会より10名が参加しました。

交流会は、最初にEPOCの交流促進部会長(日本ガイシ(株) 小塚部長)より、EPOCの紹介(設立主旨、組織体制etc)がありました。海外交流分科会リーダー((株)日立製作所 神田)からは、昨年度の交流活動や欧州視察等を説明しました。

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14:00 EPOC交流促進部会長 挨拶
14:15 EPOC海外交流分科会リーダー 挨拶
14:25 日立オムロンターミナルソリューションズ 会社概要・環境への取り組み紹介
15:15 工場、ショールーム見学
16:15 質疑応答 (16:30終了)

 続いて、日立オムロンターミナルソリューションズ(株) 藤岡主管技師長より、会社概要と環境への取り組みについて説明頂きました。同社では、『明日に残そう 緑の地球』をスローガンに掲げ、廃棄物の分別回収とリサイクルによるゼロエミッション維持継続、エネルギーの徹底した削減、環境適合製品化を推進しているとのことでした。また、地域社会貢献活動にも熱心に取り組まれており、事業所周辺の清掃活動、地域住民を招いた盆踊り大会、養護施設の清掃活動を継続的に実施されていました。

 休憩を挟み2班に分かれて、ショールームと工場見学をさせて頂きました。ショールームには最新型のATMや座席予約端末、さらに昨年の「愛・地球博」の入場券(ミューチップ)リーダ等が展示されており、研修生の皆さんは大変熱心に見学されていました。また、大型の郵便区分機が高速で郵便物を仕分けするデモには、目を丸くされていました。

 質疑応答では、部品受入時の含有化学物質判断基準の考え方やサプライヤーとのコミュニケーションの取り方、廃棄・リサイクル時の情報開示方法等熱心な質問がありました。
14時に始まった交流会は、予定の2時間30分を超過する熱気溢れる交流会となりました。

 今回も簡単なアンケートをお願いしましたが、日立オムロンターミナルソリューションズ(株)殿の「環境への取り組み」の紹介と、工場見学が参考になったとの回答が目立ちました。
今後の交流テーマとしては、工場見学のニーズが高く、環境に関する討論会についても要望がありました。また、ご意見・ご要望として、EPOCと自国の会社との間で意見交換や、EPOC活動の詳細説明等々たくさん頂きました。参加者の皆さんの声を、今後の交流活動に活かしていきたいと思います。
AOTS殿とは今後も交流を継続し、更なる協力関係を築いて参りたいと思います。
また、この場を借りまして、交流の場を設けて頂きました、日立オムロンターミナルソリューションズ(株)関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

以上