学校交流

学校への教育支援の実施について


 11月22日、小中学校の環境学習支援として、安城市立志貴小学校殿(安城市 柿碕 かきさき 御用地 ごようち 45 井上茂男校長)を対象に「エネルギーと地球温暖化」、「身近なエコライフ」といったテーマについて出前教室を実施しました。
これはEPOC会員が有する教育ツールを調査し、教育メニューの整理を行ってきたなかで、対象となる学校を分科会メンバーが情報収集し、18年度はじめて実施に至ったものです。
  今回は、同小学校から出前教室実施の希望があり、「エネルギーと地球温暖化」については5年生28名、「身近なエコライフ」については3年生25名を対象に総合学習の時間を使って中部電力が行いました。

 5年生の授業では、化石燃料の利用を中心としたエネルギー事情をみつめ、それにともなう地球温暖化の影響や地球温暖化を防ぐ方法について、スライドやクイズを通して一緒に考えました。児童の皆さんは、日本は世界の中でもエネルギー使用大国であることに驚き、地球温暖化を防止するために自分ができることについて考えました。

(5年生の授業の様子)
 

 また、3年生では、ビデオ学習とグループでのワークシート学習を通して、地球温暖化を防ぐために自分たちが無理なくできることを探しました。「ムダ使い」と「かしこく使う」の区別を意識しながら身近なエコライフを一緒に考え、最後には「見ていないテレビは消す」「空き缶をリサイクルしていきたい」など自分が行いたいことについてクラスのみんなの前で発表する「エコライフ宣言」を行いました。

(3年生の授業の様子)
 

 授業の後、児童の皆さんから「人工衛星から見た夜の地球の中で日本はとても明るいので、日本はたくさんエネルギーを使っているんだなと思いました」「エネルギー資源には限りがあるので、大切に使おうと思いました」などの感想が寄せられました。

今後の計画について

 3学期には2校目として知多市立 旭南 きょくなん 小学校にて、「二酸化炭素を減らすエコ・クッキング(実施企業:東邦ガス)」を予定しています。
今後も今年度の活動実績を踏まえ、EPOC会員の教育ツールを整備し、各種教育機関と連携して幅広いテーマで小中学校の環境教育を支援していきます。

以上