海外交流

(独)国際協力機構(JICA)殿 メキシコ研修生との交流会ご報告


1.日時

2011年9月28日(水曜日) 9時30分〜17時

2.会場

JICA中部、小林クリエイト株式会社殿 本社工場

3.参加者

交流参加者:メキシコ研修生8名 (+JICA通訳1名、中産連引率3名) 計12名
海外交流分科会会員参加:5名

4.目的

独立行政法人 国際協力機構殿研修コースに参加のメキシコ研修生に対し、「日本企業の環境に関する取り組み理解」という位置付けで、EPOCの概要並びに活動の紹介とEPOC会員企業である小林クリエイト株式会社殿本社工場を見学頂きました。

5.概略スケジュール


9時30分〜12時 JICA中部にてEPOC概要と活動の紹介
13時50分 JICA研修生 小林クリエイト殿本社到着
14時〜14時5分 ご挨拶
14時5分〜15時 小林クリエイト殿 事業概要、環境への取組み紹介
15時〜16時45分 小林クリエイト殿 本社工場見学
16時45分〜17時 全体質疑応答

6.内容

(1)まずはJICA中部にて、EPOC総合事務局より、EPOCの概要並びに活動の紹介し、昼食後専用バスにて小林クリエイト殿への見学会を行いました。

(2)小林クリエイト殿本社工場見学

到着後、小林クリエイト殿から会社概要、取り扱い製品、環境保全への取組みについてご説明いただいた後、本社工場内にある製版工程、印刷加工工程、廃棄物集積場、製品保管庫(自動倉庫)、排水処理施設、排水を再利用するエコトイレの見学を致しました。
どの見学箇所も研修生から多くの質問が寄せられ、予定時間を押す程となりました。特に受信データから直接刷版を製作する工程や印刷加工工程におけるインク乾燥設備と技術、また工程内で繰り返し使用されるコピー用紙に代わるリライトシートの印字・消去システムが、研修生の関心を多く引いたようでした。
(工場内を移動中に70周年記念のオブジェクトに刻印された、全社員のコメントを拝見し、小林クリエイト殿の発想の面白さに皆感嘆の声を上げておりました)

(3)研修生との質疑応答

見学終了後、全体を通した質疑応答を実施しました。研修生からは、「排紙を減らす活動についてどのような工夫をしているか」、「QCサークルや小集団活動等、現場の改善活動への取組み状況は」、「各認証取得が業績にどう影響しているか」、といった質問が寄せられ、活発な意見交換の場となりました。最後に研修生からお礼のご挨拶と、「大変勉強になった」、「非常に丁寧な対応をいただき感謝している」といったお言葉を頂きました。


最後にこのような交流の場を設けて頂いた小林クリエイト株式会社関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

以上