第10回EPOC交流会 「エネルギーイノベーションin中部」
 
【はじめに】
産業エコロジー部会では、持続可能な発展を目指す循環型社会の形成に必要なエネルギー供給の観点から、省エネルギーの普及啓発を目的とした交流会(会員向けフォーラム)を開催いたしました。今回は、「エネルギーイノベーション」を中部から引き起こし、21世紀のエネルギー革命の中心として活動していくべく、各団体で取組まれている画期的な挑戦事例を中心に報告頂きました。
 
開催日: 平成16年 2月 6日(金) 13:30〜16:30
会 場: 産業技術記念館 大ホール
主 催: 環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)
後 援: 経済産業省中部経済産業局、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
中部ESCO推進会議
 
《プログラム》
13:30〜13:35 主催者挨拶(環境パートナーシップ・CLUB)
EPOC監事 石塚硝子(株)代表取締役社長 石塚 芳三

13:35〜13:55 来賓挨拶
経済産業省中部経済産業局資源エネルギー部長 山田 英司 氏

御挨拶と共に、「日本のエネルギー事情と課題」と題し、我が国のエネルギー需給、環境問題、電力ガス価格、省エネ、新燃料等についての講演が為された。


(PDFファイル)

13:55〜15:05 基調講演「エネルギーイノベーション」
東京農工大学大学院 柏木 孝夫 氏


講演概要:
炭素制約経済社会の訪れる中、ン本で初めてエネルギー政策の方向性を示したエネルギー政策基本法・基本計画の主点、水素社会に対する世界動向、燃料電池中心の家庭用超分散型エネルギーネットワークシステム・マイクログリッド構想、ESCO・ESPビジネス、都市エネルギーセンター構想など昨今のイノベーション事情を紹介。

15:20〜16:30 「エネルギーイノベーションの取り組み 愛・地球博における新エネルギーへの挑戦」
財団法人2005年日本国際博覧会協会事業企画本部出展グループ
新エネルギーチームリーダー 根本 宏 氏


講演概要:
自然の叡智をメインテーマとする「愛・地球博」において採用される新エネルギーシステムの要素技術である太陽光発電システム、ナトリウム硫黄電池電力貯蔵システム、燃料電池システム、エネルギー需給制御システムについて紹介。


(PDFファイル)
 
  「ESCOの活動による省エネルギーへの挑戦」
中部ESCO推進会議 
セントラルリース(株)ESCO推進室調査役 幹事 永野 敏隆 氏


講演概要:
省エネルギーに関する技術、設備、人材、資金といった包括的なサービスを提供し、その顧客の省エネルギーメリットの一部を報酬として享受する事業であるESCO事業(Energy Service Company)を紹介すると共に、中部地区にてESCO関係者のネットワークを図る中部ESCO推進会議事務局を紹介。


(PDFファイル)


 
  「EPOC産業エコロジー部会中部省エネ普及促進研究会の挑戦」
EPOC中部省エネ普及促進研究会事務局
日本環境技研(株)環境計画室リーダー 安達 健一 氏


講演概要:
省エネルギーの普及促進に向けてEPOC中部省エネ普及促進研究会が行ってきた市民向けパンフレット作成、省エネ取組状況アンケート、省エネ導入辞令集、省エネ導入状況の整理、導入による効果検証、具体的モデル施設による具体的導入検討等の取組や今後の活動につき紹介。


(PDFファイル)



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