会員情報

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株式会社REMARE

当社は、海洋プラスチックや企業由来の廃棄プラスチックを再資源化する事業を展開し、資源循環の最適化を目指す企業です。三重県鳥羽市を拠点に使用済み漁具や企業由来の廃棄複合プラスチックを回収し、独自のマテリアルリサイクル技術を活用して、内装材や家具用の再生プラスチック板材を製造しています。
この板材はデザイン性に優れており、色鮮やかなマーブル模様が特徴です。板材1枚あたりの製造に、約30kgの廃プラスチックを使用。焼却処分される運命にあったプラスチックを再利用することで、scope3におけるGHG削減にも寄与しています。
この事業の背景には、代表取締役の間瀬が航海士時代に目の当たりにした、海に浮遊するゴミの塊の存在があり、「廃棄物に新たな価値を生み出す」という理念が事業の原点となっています。あらゆる企業や漁業者と協力しながら、SDGs達成に貢献する製品開発と、国内外での事業拡大を計画しています。

■会員名 株式会社REMARE
■所在地 三重県鳥羽市鳥羽5-2-14
■事業内容 海洋プラスチック・産業廃棄プラスチックを用いた再生板材および多様なプロダクトの製造
■ホームページ https://remare.jp/
■連絡先 080-4606-1181

環境への考え方(環境基本理念・方針)

当社は廃棄プラスチックに新たな価値を創出し、資源循環の最適化を行うことを環境基本理念としています。また当社は、製造業から排出される廃棄複合プラスチックおよび漁業由来の海洋プラスチックの回収・リサイクルに注力し、これらを内装材や家具用の再生プラスチック板材に再生することで循環型社会を推進しています。
焼却処分に依存せず、企業由来の廃棄プラスチックをマテリアルサイクルにより新たなプロダクトへと転換することで、scope3におけるGHG削減に取り組むと同時に、企業のサプライチェーン全体での環境負荷低減を支援しています。さらに企業や地域社会との協業を通じて、廃棄プラスチックの削減と有効活用を加速させています。
加えて、当社の再生プラスチック板材はデザイン性を兼ね備えております。サスティナビリティを意識した製品開発を推進し、廃棄物の削減だけでなく環境と経済の両立を目指したソリューションを提供しています。

「GYOG(ギョグ)」は、当社で製造する、使用済みの漁具をアップサイクルした再生プラスチック板材です。牡蠣養殖に使用されるスペーサーや漁網、ブイなど、海洋廃棄物特有の素材を活かして製造しています。主な用途は、テーブル天板やアクセント建材、化粧材などです。
この製品は、環境負荷を低減させるだけでなく、独特の色彩や質感を持ち、商業空間や住宅のデザイン性の向上にも寄与します。また、漁業者との連携を通じて廃棄プラスチックの循環利用を促進しており、海洋プラスチック問題の解決にも貢献しています。
「GOMI」は、企業由来の廃棄プラスチックを当社独自の技術でアップサイクルした板材シリーズです。ペットボトルキャップや包装材、アクリル廃材、アルミ蒸着プラスチックなど、複合素材を用いた製造が可能で、素材の特性を活かした鮮やかな色彩と独特の質感を備えています。
用途はテーブル天板や壁材、什器など幅広く、マテリアルの共同開発やオーダーメイドにも対応可能です。環境負荷を軽減しつつ、デザイン性と機能性を両立し、循環型社会の実現に貢献します。
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