出光興産は1911年、石油販売業から創業しました。現在は石油精製・販売はもとより、石油化学製品の製造・販売、石油・石炭等の鉱物資源の開発、電子機能材料の開発・製造及び販売、電気供給事業等、エネルギーのみならず幅広い事業を展開しています。
国内には4つの製油所と18ヶ所の支店があり、海外には36都市に事務所があります。そして現在4,447名(2006年3月31日現在)の出光人が働いています。 出光は人中心の経営が求心力の原点です。経済のグローバル化により米国流の経営マネージメントが隆盛ですが、出光は人が中心の経営 をさらに深化・発展させていくことで、あらゆるステークホルダーから支持される企業をめざしています。
環境への考え方(環境基本理念・方針)
環境とエネルギーは、表裏一体の関係にあり、出光はエネルギー企業として早くから環境問題を重視してきました。
1957年、徳山製油所を建設し、石油精製業に進出した時、「製油所は市民とともにある」との考え方から最先端の公害防止設備を 導入すると共に、製油所周辺にグリーンベルトを設けるなど、世界でも例を見ない環境と安全を最優先する方針を打ち出しました。 以来、この方針は製油所をはじめ全社に受け継がれ、60年代後半からの大気汚染対策やガソリンの低ベンゼン化など、常に業界のトップランナーをめざしてきました。 現在、本社をはじめ製油所、潤滑油工場など各事業所で環境管理システムISO14001を導入し、持続性、客観性、透明性を重視した環境保全活動を推進する一方、分散型電源や環境修復、緑化など、環境対応型の事業展開、商品開発が活発化しています。 |