平成17年度
EPOC「エコキャンパスフェスティバル スピーチコンテスト」
|
|
■目的 |
: |
次代を担う青少年に対する環境情報の提供、環境意識の高揚を図るため |
■開催日 |
: |
平成17年10月22日(土)13:00〜17:30 |
■会場 |
: |
金城学院大学 W9号館3階 |
■後援 |
: |
経済産業省 中部経済産業局 |
■参加人数 |
: |
60名 |
■表彰 |
: |
最優秀賞/名古屋大学 大学院 中村 桂氏ほか2名
優秀賞/三重大学 田原 和幸 氏、名古屋産業大学 大学院 高橋 幸佑氏
奨励賞/名古屋産業大学 山本 佳弘氏 |
■企業発表 |
: |
日本特殊陶業株式会社 環境安全部 中村 文彦氏
トヨタ自動車株式会社 プラント・エンジニアリング部 樋口 正裕氏 |
|
|
トヨタ白川郷自然學校チーフインタープリタの山田俊行氏による基調講演のあと、公募で選ばれた大学生4名が「循環型社会の実現に向けて〜私の研究・私の取り組み〜」をテーマに意見を発表した。またEPOC会員企業側は自社の取り組みを紹介した。会場には金城学院大学の学生ほか、大学祭を訪れた他大学の学生、一般市民らも参加し、各スピーチに対して様々な質疑応答で盛り上がりをみせた。またスピーチコンテスト終了後には参加者による交流会も開催され、学生諸君とEPOC会員らとの交流が図られた。
なお、最優秀賞は、水素エネルギーの活用により、循環型社会の実現を目指すという研究内容を紹介した名古屋大学大学院の中村桂さんらの研究グループ。水素エネルギーを自動車の燃料として活用した場合の熱効率や二酸化炭素輩出容量などの効用をデータで証明した点が高く評価された。
スピーチコンテストに参加した学生からは「環境負荷を軽減するために、企業が日常的に取り組んでいる取り組みを具体的に知ることができた。自分たちの行動にも生かせると思われる要素がいくつか発見できた。」との感想が寄せられた。また残念ながら最優秀賞を逃した学生からは「最優秀賞が取れずに悔しかったが、この悔しさを知ることができて、自分の成長のチャンスとなったと思う」という前向きな感想も寄せられた。
|
|
|
|
|
≪プログラム≫ |
13:00- |
挨拶
EPOC交流促進部会長(日本ガイシ(株)常務取締役)大野正直 |
13:15-14:15 |
基調講演
トヨタ白川郷自然學校チーフインタープリタ 山田 敏行 氏 |
14:30-16:30 |
発表
※コーディネータ:
日本福祉大学非常勤講師(オービス環境マネジメント研究所代表)向井 征二 氏
(1) |
名古屋大学大学院 修士1年 中村 桂さん他2名
「循環型社会に向けてのエネルギー供給システム」 |
(2) |
名古屋産業大学 2年 山本佳弘さん
「江戸に学ぶ」 |
(3) |
日本特殊陶業(株)中村文彦氏
「環境保全活動における『新しい価値』とは」 |
(4) |
名古屋産業大学 修士2年 高橋幸佑さん
「循環型社会の実現に向けて〜環境教育としてのウォーキング〜」 |
(5) |
三重大学 環境保護サークル ブルー・プラネット 田原和幸さん
「私たちの取り組み 〜本のリユース〜」 |
(6) |
トヨタ自動車(株)樋口正裕氏
「Sustainable Mobilityに向けたトヨタの環境経営」 |
|
16:40-17:30 |
交流会
審査発表および表彰
講評:名古屋大学 小林敬幸 助教授、愛知学院大学 西嶋洋一 教授 |
|