3月5日、中部経済産業局において、フィリピン共和国にて、産業環境マネジメントに関係する貿易産業省投資庁等の中心的なスタッフ3名と交流会を実施致しました。
3名の方々には、国際協力事業団(JICA)殿のフィリピン共和国環境マネジメント調査の一環での研修期間中に貴重な時間を作って頂きました。
※JICA鉱工業開発調査部は、フィリピン共和国の貿易産業省投資庁より、産業環境マネジメントの政策強化に係る協力依頼を受けて、「フィリピン国産業環境マネジメント調査」を平成14年3月より実施しているとのことです。
交流会は、最初にEPOCの概要をブラザー工業(株)の花木氏より説明頂き、英文版のホームページを利用しながら、総合事務局の中産連殿よりEPOCの紹介(設立主旨、組織体制、活動状況etc)を紹介しました。
ご参加の3名は、自国においてもEPOCに相当する組織の設立を想い描いておられ、大変熱心な質疑応答となりました。
設立時の基本財源の捻出や活動時のfund(資金)、事務局の役割、会員となる為の制約、家電製品の箱詰に使用するダンポールのリサイクル等多岐に渡りました。
ゼロエミッションの実現にあたっては、自国では環境=コストアップという意識が強いので、消費者を啓蒙し企業への働き掛けも必要だと感じているとのご意見もありました。
また、EPOCが、財団法人でもNPOでもなく、任意のボランタリーな集団という点には興味深い印象を持たれた様でした。
今回は、(財)日本国際協力センター殿(通訳)、(株)エックス都市研究所殿にもご参加頂きました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
予定の2時間が短く感じられる活発な交流会となりました。
ご参加の皆さんとは今後も交流を継続し、更なる協力関係を築いて参りたいと思います。
国際交流運営グループ
 
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