12月13日、日本ガイシ(株)において、(財)海外技術者研修協会(以下、AOTS)殿との交流会を実施しました。AOTS殿とは今年3月に続く2度目の交流会となりました。
※AOTS…The Association for Overseas Technical Scholarshipの略。
AOTS殿は、日本における初めての民間ベースの技術協力を推進する機関として、1959年に設立。海外の産業技術者及び経営管理者の研修を通じて国際経済協力を推進し、相互の経済発展及び友好関係の増進に寄与することを目的とされています。(詳細は、http://www.aots.or.jpをご参照下さい)
今回、AOTS殿からは、タイからの研修生29名、担当者2名、通訳2名が参加されました。
交流会は、最初にEPOCの交流促進部会長(日本ガイシ(株)大野取締役)よりEPOCの紹介(設立主旨、組織体制、活動状況etc)と、日本ガイシ及び環境への取り組みについて紹介がありました。
日本ガイシ殿は「戦略的成長」「高効率体質」を目指すとともに、「良き企業市民」としての活動にも注力されており、留学生会館を設立されて、海外からの留学生受入れにもご尽力されいることがよく分かりました。
続いて、国際交流運営Gリーダー((株)日立製作所 神田)より、今年7月の欧州視察を含む運営Gの活動状況を説明しました。
この後、3班に分かれて、AC工場とリサイクルヤードを見学しました。
※AC…Automobil Ceramicの略。
AC工場では、世界的な排ガス規制強化に対応したハニカム セラミックスの主要な工程を、リサイクルヤードではきめ細かく分別された現場を見学することができました。
見学後の意見交換会では、設計・開発時の顧客提案についてや、ハニカムの成型の仕組み、リサイクルヤードにおける分別種類の拡張予定等について質疑が交されました。日本ガイシのセラミックス事業部 大鷹マネージャーからの説明に対して研修生は皆非常に熱心に耳を傾けていました。
予定の2時間を越えましたが、時間が短く感じられる活発な交流会となりました。AOTS殿とは今後も交流を継続し、更なる協力関係を築いて参りたいと思います。
国際交流運営グループ
 
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